Mr.freedomの人生を楽しむブログ

自由すぎてMr.freedomとあだ名をつけられた、旅行が大好きな普通のサラリーマン。本業はコンサルタント。仕事、旅行、筋トレ、勉強の話など。

台風19号で被災した武蔵小杉の例に見る人々の思考停止の実例

みなさんこんにちわ。Mr.freedomです。

前回は中国・韓国の事象を例に、現代人の多くが思考停止していることに対する危機を提起しました。今回はそれに関連して、先日台風19号で被災した武蔵小杉に対し、ネット上で”専門家”がたくさん現れ、まったく的外れな話を拡散していたことがまさに思考停止のいい例だったので、分析してみたいと思います。

では、行きましょう。

 

・武蔵小杉の例を取り上げる理由

前回は中国と韓国の話なのになんで急に武蔵小杉?!と思う方のためにまず言っておくと、実は私も武蔵小杉のタワーマンションに住んでいます。幸い、私が住んでいるマンション及びその周辺で台風の被害はなかったのですが、ネット上に溢れる誤った情報と、その誤った情報を鵜呑みにする人があまりにも多いため、さすがにムカつき、自分が好きで住んでいる町の名誉を挽回したいと思ったからです。

 

・具体例からみる思考停止の例

①武蔵小杉のタワーマンションオワコン説

状況:台風19号の被害で武蔵小杉のタワマン11棟のうち2棟が被害、2棟のうち1棟はすぐに復旧したが、もう1棟復旧に一週間以上を要する大きな被害であった。

この現象に対し、SNS上には、武蔵小杉を嘲笑する”自称専門家”が溢れた。彼らの論点は主に2つ、”武蔵小杉のタワマン高すぎ””武蔵小杉のタワマン暴落”だ。

私の勝手な意見だが、人の不幸をあざ笑うようなメンタリティを持つ人は、日ごろから不平・不満が多く、心に余裕がない割りに無駄にプライドが高い。特に給与や仕事に対する不満が強く、自分より好待遇好環境で働く人に対する嫉妬を持っているケースが多い。そして、彼らの多くに共通する点として、不平不満を持ちながらも、それを打開する努力は特にしていない”口だけ人間”が多い。

 そもそも、被害を遭われている人をあざ笑ことができるメンタリティが人間としてどうかと思うが、ここではそこは深掘りせず、彼らが匿名性というメリットを享受できるネット(SNS)上で威張り散らかしている話の中身の的外れさと浅はかさを指摘してみたいと思う。

まず、武蔵小杉のタワマン高すぎということについて。

まず、武蔵小杉のマンションが高いことと、台風で被災したことは関係ないだろと思ったが、そこは恐らく武蔵小杉のマンションバブルに乗れず、指をくわえてまんまと見ることしかできなかった人たちの嫉妬心が爆発したのだろうということで、あえて彼らと同じ土俵で論じてみようと思う。

そもそもマンションの相場は株と一緒で、需給をベースに、たとえ昔どんなに廃れていたとしても人気が集まれば値段は上がる。昔からその土地を知る人がどんなにここ高すぎる!といってもだ。武蔵小杉はまさにこのケースで、昔は工場地帯で誰も住みたがらず、非常に地価が安かった。しかし東京と横浜のちょうど間という立地から来るアクセス性に注目され、再開発が行われると、あれよあれよと地価が上昇した。今では新築マンションの坪単価が400万弱に迫り、都心湾岸のタワマンと変わらないところまできている。マンションが高い高くないかというのは、誰かが判断するわけではなく、需給が決めることなのである。

結局武蔵小杉のマンションの価格の高さを問題視する人は10年前の価値観を持ち続けているのであり、現在状況を客観的に見れないのである。

 

続いて、武蔵小杉のタワマン暴落について、

これも価格関連の話なので、需給の話。

武蔵小杉のタワマン暴落を唱える人の言い分としては、”今回の台風で被災したため印象が悪く、タワマン相場が暴落する”という。確かに印象が良くないのはその通りだ。でも相場が暴落するかどうかは需給が決めることである。では、ここでは武蔵小杉のマンションの需給をもっと深掘りしてみたいと思う。

そもそも、武蔵小杉のマンション価格の高騰の一番の理由はそのアクセス性にある。武蔵小杉は多様な線路が入り込んでおり、品川まで10分、東京まで17分、新宿25分、渋谷20分、横浜20分とだいたいどの主要駅までも30分以内で行けるのが最大の強みだ。

故に台風被害があったところで、アクセス性の良さに変化が生じるわけではないので、これからも上記大都市近傍で働くビジネスマンからの需要は消えない。アクセス性よりも環境面での住みやすさから価格が上昇し、震災後の液状化の影響で地価が下がった新浦安や海浜幕張とはまた状況が違うのである。自分の予想では、一時的にマンション価格は下がるが、人々の記憶が風化した1年後ぐらいには元通りになっているのではないかと思う。

こんなことを言うと、武蔵小杉駅中が広くて歩く時間が長いと反論が聞こえてくる。だからどうしたとしか思わない。駅からの距離に比例してマンションの価格は下がっているので妥当ではなかろうか。

余談だが、被災したマンションを揶揄するために、SUUMO上の武蔵小杉で販売中の新築マンション価格を引用して、”この値段の価値ない”とバカにするコメントも非常に多かった。ガチレスすると、今回の台風で一番被災したタワマンは10年以上前に建てられたものであり、当時の販売価格は私が購入したタワマンと比較して、ほぼ半分の坪単価。立っている場所が近いだけで、まったく同じものではない。

 

②冠水した武蔵小杉の街中はうんこだらけ説

台風一過の次の日の朝、状況把握を兼ねた散歩を終え帰宅後ツイッターを見たら、目を疑う情報が溢れていた。なんと、武蔵小杉駅周辺で水が引いて残った泥のようなものは全てうんこ”というのだ。何を根拠にこんなことが言えるのか不思議でならなかったため、ツイッターを更に見てみると、”専門家たちは”

”武蔵小杉周辺排水系統は上下水が混ざる方式だから、マンホールから冠水した水に含まれている泥のようなものは全てうんこ”というのだ。

まず、武蔵小杉の冠水は膨大な雨量と伴った雨が原因であり。ほとんど雨水である。

次に、泥のようなものは雨と一緒に流れ込んだ泥や砂利である。

最後に、マンホール内は下水がそのまま流れているわけではなく、下水は下水管の中を流れており、その下水管を定期的にメンテナンスするために、マンホールがあるのである。つまり、マンホールからあふれ出てくる水も、基本的に雨水である。

この冠水問題については、川崎市が公式見解を出しているため、是非見てほしい。

 まとめ

全国で80人近くの犠牲者を出した大災害で、マンションが1,2棟被災して、道路が冠水した町に対し、まったく的外れの理由で批判しあざ笑う今回の出来事はとても考えさせられた。

だらだら書いてしまったが、私が一番言いたいのは、ネット上に溢れている情報の出元がよくわからないときは、くれぐれも鵜呑みにせず、一旦自分の頭で冷静に因果関係を分析してほしいということである。

 

では!

 

Have a nice life!

 

 

Mr.freedom